必須脂肪酸についての質問です。
ダイエットに挑戦中ですが必須脂肪酸を摂らないと体に悪いと言いますし摂り過ぎると肥満の原因と聞きます。必須脂肪酸にも飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があったり、肉よりも青魚を食べろといいますが本当は?また飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸の違いとは?
ダイエット中だからと言って、糖質や脂質を摂らない方法は危険です。

糖質制限ダイエットをしている人は、炭水化物を一切食べませんし、カロリー制限ダイエットをしている人は、脂っこい食べ物や揚げ物など食べません。

特に肉の脂身や調理用の植物油まで控える人も少なくないのですが、これは非常に危険です。まず、人間には、必須脂肪酸というのがあって、生きてゆくために脂肪が必要なのです。

必須脂肪酸とは

必須脂肪酸とは、体に必要な脂肪のことですが、体内で合成できないので食べ物で摂る必要があります。

え!ダイエットなのに脂肪が必要?と思われるかもしれませんが、よくサプリメントの宣伝に出てくるフレーズを思い出してください。

必須アミノ酸や必須脂肪酸をはじめ、野菜など厚生労働省が1日の摂取量目標を決めています。必須脂肪酸もEPAやDHAの1日の摂取量目標は、1000mg(1g)と発表されています。

必須脂肪酸とは、生きてゆくために必要な脂肪ですから、たとえダイエット中でも一切食べないという方法では、体内のバランスを崩して体調が悪くなってしまいます。ダイエットどころじゃなくなっては本末転倒です。

では何故!体には脂肪が必要なのでしょうか?

脂肪酸の働き

脂肪酸というとなんだか良く解りいくいのですが、脂肪酸には4つの種類があります。

  • 遊離脂肪酸
  • 中性脂肪
  • コレステロール
  • リン脂質

これまた解りずらいのですが、それぞれが体にとって大切な働きをしています。

ざっくり説明すると、この中で肥満に影響を与える脂肪酸が中性脂肪とコレステロールです。誰でも言葉は知っているのですが、なぜか悪者のイメージが定着しています。

健康診断の血液検査でも中性脂肪値やコレステロール値が高いと、それだけで生活習慣病とかメタボリックシンドロームと言われるからです。

でも、それは大間違いです!

中性脂肪もコレステロールも体の中で重要な役割を持つ無くてはならい脂肪酸なのです。

通常活動するためのエネルギーというのは、炭水化物などの糖質が使われます。糖質を食べるとすぐにエネルギーとして使われる遊離脂肪酸になるのです。

しかし食べ物から糖質が取れない状況が続くと体内の遊離脂肪酸が不足します。すると体内に貯蓄してあるエネルギーを使うのですが、これが中性脂肪です。

食べ物から摂った糖質や脂質で、すぐに使われないものは中性脂肪となって皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積される仕組みになっているのです。

そして皮下脂肪や内臓脂肪が体温を維持する役目もしているのです。

またコレステロールは、細胞やホルモンをつくる材料になっています。

コレステロールも絶対に無ければならない脂肪酸なのですが。。。摂り過ぎると血管の壁にくっついて動脈硬化などの原因を作るのです。この余ったコレステロールを悪玉コレステロールと呼んでいます。

逆に余ってしまった悪玉コレステロールを肝臓まで回収する役目をもったコレステロールを善玉コレステロールと呼んでいます。

簡単に言えば、貯蓄用エネルギーが中性脂肪で、細胞を作るのがコレステロールです。ダイエット中でも脂肪酸は必要という訳です。

体に良い脂肪酸とは?

脂肪酸は色々な食品や食材に含まれて居ますが、大きく分類すると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分けられています。

また不飽和脂肪酸は、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれます。

さらに多価不飽和脂肪酸は、オメガ3とオメガ6に分かれます。乳製品、植物油、食肉、魚などに含まれているのです。

それぞれの脂肪酸には特徴があります。これをすべて覚えるのは大変ですが、知らないうちに摂取しています。

オリーブ油、キャノーラ油は、オレイン酸といって一価不飽和脂肪酸に属します。

ごま油、大豆油、べに花油は、リノール酸といってオメガ6に属します。

えごま油、サラダ油は、αリノレン酸といってオメガ3に属します。

食用の肉やレバー、ソーセージやハムなど加工品やバターなど動物性油脂は飽和脂肪酸です。

青魚に多く含まれるEPAやDHAは、オメガ3系の不飽和脂肪酸に属しています。

このように必須脂肪酸は知らない内に食べているわけです。

とろこが摂り過ぎると肥満の原因になるのです。厄介な食べ物です。

でもテレビを見ているなら、普通に誰でも知っているのが「肉より魚」という話です。

思い込みが激しい人は、肉は太るけど!魚は痩せる!と間違って覚えています。

これは明らかに間違っているのですが、半分は当たっています。

つまり食肉は不飽和脂肪酸といって溶け難くく固まりやすい脂肪なのです。

一説による動物の体温に関係しているそうです。

豚や牛をはじめとする動物の体温は、人間の体温より高いのです。

牛や豚が生きている時は柔らかい脂肪も人間が食べると温度が下がるので固まるという説です。

逆に魚は体温が変動する生き物です。いつも冷たい海の中にいるので人間の体内に入るとサラサラ状態になるので、魚の脂肪酸はサラサラ成分などと言われています。

そして魚に含まれる脂肪酸には、コレステロールを下げる働きもあるのです。

もちろんバランス良く脂肪酸を摂取することが大切なことは言うまでもありませんが動物性脂肪を減らし、青魚に含まれる脂肪を多く摂るのが体に良い方法です。

ダイエットに挑戦中の方は特に注意が必要です。しっかり食べても太らない体質を生涯維持して生きてゆくのですから必須脂肪酸をしっかり摂って、健康な体を作り上げてくださいね




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